Victor PAE 350 400 小型ポータブルPA お遊戯マシン

最近、書きネタは結構あっても、単に記事UPをサボりがちの私です。

もう、お盆ですね。
弊社でも数日のお休みを頂きますので、その前に何かUPしようかと思いいつものパーソナル機器ではなく、何か一般家庭に無い様な機器を取り上げてみようと思いました。

そこで、今回は小型のPA装置の話題です。
PAと言っても、音楽グループのバンド演奏などに使用する物で無く、公共施設/病院/介護施設/小中学校・幼稚園・保育園など、お遊戯や体操などで屋内や小さな屋外スペースなどで活躍している小型のPAの修理です。
このところ、商工会の紹介などで弊社を知って、こう言ったお問い合わせをして下さる事が度々、有ります。

こんな感じの機械です。
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ビクター 小型パーソナルPA PAE-350/400

数十ワットのアンプにカセットやCDなどのプレーヤーが搭載され、マイクを接続してミキシングして鳴らすと言った機器です。
この様な機器は大体は公共施設が保有している場合が多いのですが、持ち運びに便利と言う事でカラオケマシン代わりに個人保有の方もいらっしゃるそうです。

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音声出力はモノラルですから、練習用とか当人数の集まりの余興にしか用途は無い様な気がしますが・・・

機能を考えると、分からなくも有りません。
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カセットやCDの再生速度が可変出来る!(音程の工程は出来ませんが・・・)

修理のご依頼内容は殆どの場合、カセットやCDが動作しないと言うご相談です。
いつもの通り、内部を確認して故障部分を修理となりますが・・・カセットは駆動ベルトの劣化、CDはレーザーピックアップの劣化が多い事例ですので、故障と言うよりは消耗品の定期劣化と言う方が正しいでしょう。
それぞれの部品は、また市場入手可能(納入してくれる部品商社さん、いつも有難う)ですので、元気になってもうひと頑張りしてもらいましょう!

   CDドライブ          カセットメカ
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各部品の交換と簡単に言いましたが、どちらもそれぞれの速度規格や動作調整などは必ず実施します。(当り前か・・・)
カセットもCDも、どうせ手動可変出来るんだから適当で・・・と言う訳には行きません。
速度は目盛±0で標準規定速度±0、プリ出力は製品規格値、アジマスや接触圧の調整、CDのトラッキング調整やRF出力の規格値調整など、当たり前ですが高級なオーディオと同じ様に確認・調整をします。

   PAE-350内部      400の内部写真
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そして、故障予防に大切なのが、内部のチリホコリの除去や回路基板のハンダメンテナンス、マイクやスピーカーの接続ジャックなど入出力端子のケアーです。

単に故障修理で終えてしまうと、この様な機器は後日、別の故障が発生したりします。
据え置きで使用する物ではない為、基板の経年劣化や内部のホコリが故障を引き起こす事が有るからです。

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テープカウンターもホコリが詰まって正常に動作しない事もありますので分解洗浄は必要。

と言う事で修理+全体メンテナンスを実施しました。
この機器で楽しく子供達が楽しくお遊戯の練習をしたり、お年寄りの介護社での健康運動をしたり、これからも人々の為に活躍してくれる機械を修理出来て、私も嬉しく思うこの頃でした。。。

では、サボらなければ近い内に再会致しましよう。


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久々の車関連 日産セレナ C25 RS グリル交換

久々の車関係の記事、愛車のメンテナンスです。
しかも電装関係ではありません。

日産セレナは子供たちが小さかった頃から、初代モデルから3世代乗っています。
現愛車のC25型はモデルとしては新しくはないのですが、資金難とトラブルも少ない事やお気に入りですので永く愛用しているのですが、古い車に有りがちな外装の劣化が出て来ました。

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この車の泣き所はフロントグリルの塗装劣化です。
今回の記事に車も古くなったと書いていますが、この塗装劣化は昨日今日始まった事ではなく、5~6年落ち時点で既に始まっていましたので、品質問題だと思います。
この前のC24と言う形式でも、サードミラーの塗装劣化でクレーム補修でリコール(申し出たユーザーのみ)になっていました。
原因は元樹脂から油脂が滲み出て、表面の塗料を劣化させると言う事でしたが、症状からみるとC25のグリル劣化も原因は同じでしょう。

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今回のC25も、本来はメーカークレームレベルだと思います。
デーラーに定期的に尋ねましたが、何度聞いても「クレームになっていないんですよね~」の事で、非常に腹が立ちます。

妻の車も日産車ですが、やはり樹脂部の塗装退色や劣化が早くから始まっていますので、日産車の品質はこうだと言う事ですね。
私も昔から日産車が好きで何台も乗り換えましたが、次は家内も私も日産車をチョイスするかは微妙ですね~。
ウイークポイントは工業製品ですので仕方ないですが、世代や車種を超えて同じウイークポイントだったり、対処の仕方が悪いので、乗り換えに躊躇しますね。

日産さん、安全問題では無いにしても多くの同車種で傾向不良なのに、市場品質部門やメーカーの誠意が感じられなと、乗り換え需要のネタにしようとしているみたいですが、何台も乗り継いでいるユーザーを甘く見ると、痛い目にあいますよ~。

まあ、次回はメーカーを変えるとしても現車は調子自体は良い事、そうそう手放す程の資金的な余裕も無い(これが一番の理由ですが・・・とほほ)。
だけど、これでは余りに体裁が悪く、まんまと乗り換えするのも悔しい、塗装のやり直しでも、お金が掛かりますし前車のC24 と同じで症状が再発するには目に見えて明らか・・・・
よーし、それなら問題の発生し無い中古グリルに交換じゃあ~
それで、凌いで資金を稼いで他社の車に乗り換えたるー(なーんちゃって)

ネットで調査すると、どうも同じ年代の別グレードのグリルが比較的簡単に可能と言う事で、実行してみました。
◆クランケ:日産セレナ C25前期 RSグレード
◆部品車 :日産セレナ C25前期 ハイウェイスター
※後期型のグリルは、合わないので買ってはいけません。

同時にオークションや中古販売HPも探しましたが、なかなかお手頃価格のものが無く、有っても品質が悪い様で少し時間が掛かりましたが、どうにか数千円で入手出来ましたので、早速取り替えます。

さて、最初に傷んだ旧グリルを外しますが、プラスチックファスナー5箇所を外すだけで、あっけなく外れます。
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空気取り入れ口のパーツの下にも、ファスナーがありますので注意です。
このファスナーは力任せで外すと破損したりする事がありますので、先ずはファスナーのセンター部分を浮かせてから本体を抜くと言う順で外します・・・面倒と思っては行けません、僅か5箇所ですから僅かな時間です。
良い仕事をしたいのなら、いい加減な事はしては行けませんよ。
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ファスナーを外したら、今度はグリル下側のボスがバンパーの誘導溝(こちらも5か所)に入っていますので、グリル全体を持ち上げて外します。
おっと、エアー取込み口が邪魔になりますのでゆっくり持ち上げて、途中でエアー取込み口をズラして(柔らかい)外します。

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うーん、グレードアップしますねー、だけど単純には装着出来ないのです。

次に新グリルを取り付け用と仮装着してみるとグリル下側のボス位置が5箇所中、3箇所が合いません。
両サイドの2箇所はOKですが、センターとそのサイドの3箇所は合いません

◆センターボスは奥行きと左右位置が違います。
◆センターサイド2箇所は、左右位置はOKですが奥行き位置が違う事、新グリルの形状の関係できちんと嵌りきりません。
バンパー側に穴を開ける事も考えましたがセンター部は兎も角、サイドは浮くとカッコ悪い、オリジナルバンパーを傷付けず装着たいのでバンパー側には穴開け加工など一切しませんでした。
結果を先に言うと、取り付け後は取り付け強度に問題はありませんし、運転時の振動や位置ズレも全くないので問題はありませんでした。

と言う事で、ボス3箇所を削除します。
SER5.jpg  SER6.jpg
ボスを削除したら、ヤスリなどで出来るだけ平面にします。
センター部はバンパー本体と接触しますから表面が荒れているとバンパーが傷付きますので、固定と傷付き予防を目的に下側に厚めの両面テープを着けます。
センターの両サイド部分はバンパーから少し浮いた位置になりますので、ここにボスが残っていると酷い浮きになりますし、後方にある(ほぼ、外観から見えない)元穴に無理やり入れるとセンターが引込んでしまいカッコ悪し。
穴を開けてしまうとボスが入り切らずにボスが半分見えるのでカッコ悪し。
ボスを削除した後は、綺麗にしておかないとカッコ悪し。(今回の装着方法)
なので・・・ボス切除後の表面処理は体裁なのです。

おっと、新グリルの装着前にはもう一つやっておく事があります。
元グリルを外した後の部位は非常に汚れていますが、普段は手の入らない部位ですので固着汚れなどもあり、水拭きしても綺麗になりません。
そこで、折角ですからラッピングコンパウンドとワックスで綺麗にしてあげます。
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   コンパウンド      汚れています。

いよいよ、新グリルの装着でございまーす。
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どうですか? 見た目はバッチリでしょう。

でも、少し粗はあります。
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少し、開いているんですよね。
これは、グレードやシリーズの違いでバンパー上側の形状が微妙に違うんですね。
きめ細かなデザイン違いと言えば綺麗に聞こえますが、この程度の形状違いで2~3種類のバンパー製造の金型を造る位なら同じにしてグリルだけ意匠違いをするなどのコストダウン出来なかったのでしょうか?
やはり、日産はこう言う合理性やコスト志向は下手ですね~(笑)

まあ、ボロボロになっていた旧グリルに比べたら遥かに綺麗ですし、言われなければ分からない程度ですし・・・
開いた部分にLEDのセーフティーランプを仕込んでも良いんじゃないですかね?
私は、これで満足です。


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D-3000 MD-7000 Wave Radio/CD 小型コンポなどで気軽にレコードを聴きたい

今回は、修理依頼されたお客様からのご相談を聞いてみました。

「高級なオーディオ機器を保有している訳でもないが、手持ちのレコードをもう一度聴きたい」
昔はステレオセットにも凝ったが、今は堅苦しい事は出来ないしCD以降はノイズの無い音を聴いているからレコードに高音質は求めないので、兎に角あの頃のレコードを聴きたいんです、確かにCD化されていないレコードも結構、有りますよね・・・・。

私も仕事柄、高級機で今でも現役バリバリにレコードやオーディオに凝っている方々大勢に触れますが、意外にも「気軽に・・・」と言う方も多く、特別な音でなくて良いから値段も方法も簡単で手持ちのオーディオを活かせたらとのご希望多数です。

うん、簡単ですよ。
・・・で、以下の写真の様な感じになりました。
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レコードを聴くにはレコードプレーヤーとアンプは必須ですが、LINE-INに単に接続しても非常に小さな音しか出ませんし、本来はレコードプレーヤーはPhono(フォノとか、フォーンと言います)入力端子に接続するものです。
レコード再生は簡単に言えば、「針を振動させ、その振動をコイルや磁石で音波信号に変換」しています。
この「音波信号」は、いわゆる電気信号で非常に電位レベルが小さい為、そのままではAMPやコンポのLINE-IN等に接続しても大きな音量に増幅する事が出来ません。
そこで、プレーヤーとAMPの間のレベル差を補う為に「フォノイコライザーアンプ」と言われる、レベル補正機器をその間に入れる事で解決が出来ます。

レコードプレーヤーは技術的深層が深く、この知識の話だけで何ページも掛かるので、このブログでは省きます。
ご興味のある方は、レコード再生の仕組みやレコードの技術と言ったキーワードで検索すれば、Web上に多くの関連記事がありますので、調べてみて下さい。

話を戻します。
このフォノイコライザーアンプと言うのは、レコードが主流の時代にはプリメインアンプなどに殆ど標準装備でしたが、昨今販売されている機器にはレコードプレーヤーを接続必要性が無い(過去の産物)事や好きな人向けの専用製品にしか装備されていません。
また、当時のカセットデッキやチューナーなどは同じ時代物でも、メカニズムの違いから出力レベルは、RCAまたはLINEレベル言う出力規格設計されている為に、最初から出力レベルのマッチングが出来ていますので出力自体のアップは必要ありません。
逆にレコードプレーヤー自体にはじめからフォノ回路が組込まれていて、再生側の機器側に単なるLINE-IN端子があれば、レコードを直接聴ける機器もありました。(SONYやオーディオテクニカなどからは、現在でも新規販売されています、1万円台~3万円程度)

でも、「お手持ちのレコードプレーヤーや安い中古レコードプレーヤーには、フォノアンプなし」である事も多く、これを前提に比較的チープで音が出せる方法を選んでみました。
安く済めば、後々高級な物が欲しくなった時にやり直しも利きますので、先ずはお試しを兼ねてチープチャレンジですかね。


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さて、テストの為にSONY製の低価格帯の製品を入手してみました。
このプレーヤーは、リサイクルショップで\500円で入手したものです。(見易くする為、カバーは外してあります)
この価格でそのまま使えれば更にラッキーなんですが、レコード針・テーブル回転用の駆動ベルトを別途購入し、簡単に整備・調整をして、普通に使用出来るレベルにしました。
部品代なんて大した値段では有りませんし、調整もチョイチョイなので総額でも大した事はありません。

次に母機器との間に噛ませる、フォノアンプを用意します。

知っている貴兄も多いでしょう、べリンガー社のPP400です。
価格はいくら高いお店でも片手千円程度と非常に安いですが中々世間の評判も良く、S/N(機器ノイズ)も低いしマニアでもない限り、普通に使えます。
趣味と職業柄、波形確認や周波数特性の測定など、マニアチックな事をにやってしまう悪い癖が私にはあるので、ついつい内部のコンデンサーなどの電子部品や電源を変えて音の変化を試してみました。
結果、測定機のF特性(性能カーブみたいなものです)は良くなりますが、余分なコストや手間を掛けた割りには実聴は変わりは無い様に思いました・・・まあ、私の自己満足程度ですし、年齢から聞こえる周波数に制約が有りますからねぇ・・・笑
組み合わせる機器もチープですし、そのまま使用しても十分綺麗な音だったので全体にみても後悔はしないしょう。
講釈はマニアや解説屋さんにお任せする次第です。
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ワンパッケージに本体、ACアダプターに日本語の接続マニュアルも付いていまいたので、その他に必要なものは機器間の接続ケーブルだけですね。
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アンプや再生機と、このフォノアンプを接続する為のオーディオ用ケーブルです。
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写真上は、オーディオ機器に接続する為の一般的なRCAピンケーブル。
実は、このフォノアンプの出力端子はRCA端子の他にステレオピンジャックも装備(直径6.3φタイプ)されており、こちらで出力する事も可能です。
再生機にスマホや携帯プレーヤーの接続をする時にも使用出来る、写真下のケーブルの方が便利ですね。
(ケーブルはミニピンの為、6.3φ変換アダプターを用意。 また、RCAとステレオジャックの併用は不可です)


RCAケーブを使用した接続はこんな感じ。
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再生機は、SONY D-3000をチョイスしてみました。
D-3000の後面のLINE-INに接続
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①それぞれの機器の接続が完了したら、D-3000のPowerをONにします。(注意:ボリュームは最小にする)
②フォノアンプのACアダプターをコンセントに繋ぎ、本体の電源表示LEDが点灯したら、準備完了。
③レコードプレーヤーの方の電源もON
④D-3000の上面スイッチのLINE-IN(AUX)を押して、外部入力機能にする。
⑤初めて音を出す場合は、適正位置が分からないのでD-3000のボリュームは小さめにしておきましょう。
⑥レコードプレーヤーにレコードをセットする(おっと、回転数やEP/LPのサイズの設定もお忘れなく)
⑦いよいよ、レコードに針を下ろして音楽スタート!(オートの場合は、STARTボタンを押す)
⑧必要に応じて音量調整。

今回は、SONYのD-3000の他、ONKYOのFRミニコンポでも試してみましたが、こちらもまずまず。
また、パソコン用のアンプ内臓スピーカーと直接ゝ続しましたが、普通に聴けましたよ。
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チープコストで取敢えずとの試行でした。
特性や性能云々を言ってしまえば高級では無いですが、手元の懐かしいレコードを聴いてみたいと言う気軽なご希望でれば、さほどチープな音でもないし、気軽に使用出来る割に音自体はまずまず。(これだけで音質の要素は決まりませんが・・・)

試したレコードが古く、大した手入れもしていないので盤上のホコリと相まって、針が下りた時にはあの懐かしいプチプチ音が・・・そして、懐かしい音が聞こえて来ました。

昔は皆、少し震える指で緊張しながらレコードに針を下ろし、音に思いを馳せたものです。
言わば前儀式が如く面倒で手の掛かる時代の遺物かも知れません、でもそれだけに思い入れや情緒がありましたよね!
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今後は、最近の接続方式「ブルートゥスでスマホの音をオーディオ機器にワイヤレスする」もやってみます。
パソコンのUSBとレコードプレーヤーを接続して、レコード録音~MY CD-Discを作るなんてのは、どうでしょうか???
どれも、出来る人からみれば簡単な事ですが、知りたいって方も意外に多いのです。

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BOSE Wave Radio/CD ウェーブレディオ/CD CD再生不都合

久々のブログ更新です。

少し前のお話になりますが、BOSE Wave Radio/CD ウェーブレディオ/CD と言うオーディオのCDが再生しないの事、修理のご依頼が有りましたので、ご紹介致します。
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記憶が正しければ、結構なお値段のするモデルで当時のオーディオ雑誌には必ず広告が掲載されていました。
何せ、このボディーに導波管みたい(腸といも言いますが・・・)な管がウネウネと仕込んであって、それが残響音効果をもたらす事で大型のスピーカーの様な深い奥行きと低音が実現すると言うもの。
確かにこの筺体の大きさからは、素晴らしい音が聞こえます。

この次の世代では、この残響管?を発展させて更なる・・を狙った様ですが、私的には音的にチョッチ深過ぎて重たい感じがしますので、好みが分かれるところでしょう。
本格的なオーディオと見れば、物足りない物のパーソナルユーズで気軽に良い音を求めるのなら、訳の分からないDSP-EQなんかの周波数操作よりは、自然の摂理を組み込んだこの機種は一押しですね。

取り敢えず上カバーを外すと、そのウネウネ管?残響管?のユニットが見えます。
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スピーカーは効果を最大に生かす為に左右違う特性のものを使用していますね。
この機種に限りませんがスピーカーの前面は、開いているので当然ながら、ホコリが山積していますから、掃除してピカピカにします、エッジは経年劣化で傷まない様に保護剤を塗布します。
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クランケを受取り、お客様のご申請通りの不都合や全体の診断をしたところ。
・CD再生不可能
・FMラジオがたまに音声が消える(受信感度が低下する)
・たまに電源が勝手にOFFする
・上面スイッチの反応が悪い

先ずは、メイン基板の状態の確認と勝手に電源OFFとFM受信不都合の対処をします。
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これもまた、どんな機種にも言える事ですが、セットの後方は電源回路や入出力端子があってここも排熱などの為に開いていますから非常にチリやホコリが溜まります。
こんな感じですごく汚れています、でもこのお客様のご愛用機が特別ではありません、殆どこう言う状態ですから、放っておけば熱が溜まって、基板や部品が傷んで品物の寿命を縮めます。
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んでもって、対処としては、お掃除です!
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但し、単純にゴシゴシやっても基板を痛めるので、除去器具と薬剤を使用して仕上げに表面保護します。

また、基板を洗う方がいますが私は絶対にやりません。
何十年も前の製品は工場の製造過程に「純水洗浄」とか「フロン洗浄」などと言う基板を洗う工程が有りましたが、工程短縮と環境保護から、民生品で基板洗浄を実施する事など、1990年中程からは殆どありません。
その為にハンダや部品は無洗浄を前提に作られているものも多数ありますので洗ってはまずいです。
大した設備もなく自然乾燥に頼ってしまう洗浄で有れば、かえって基板や部品を痛めます。
事実、ハンダ付け工程や基板に塗布されるフラックス剤は無洗浄プリフラックスと言う物が多く、これに湿気が混ざると白濁化して基板上に不純物が残ります。

で、基板が綺麗になったところで、ハンダの劣化状況を確認しましたところ、不都合の原因は単純でした。
ハンダクラックや劣化が原因で接触不良が起こっていた訳です。
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電源分岐部のコネクターとFMアンテナコネクターの端子元のハンダ修正で機能は復活しました。
でも、これだけではありません。
接触不良に至らないまでも傷んでいる部分が多数有りますから、何十ポイントも故障予防でハンダ盛り・修正をしました。

次にCDユニットの整備をします。
この光レーザーピックアップユニットは堅実な設計と作りで結構、耐久性のある物ですので交換すればそれなりに長い期間の仕様に答えてくれると思います。
単に交換しても整備の意味が無いので、CDメカはモーター、リミットスイッチ、軸などの全体の整備も実施します。
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スイッチの利きが悪いとのご指摘もあって、スイッチの交換かなと思い、、、CD蓋がスイッチユニットになっていますが何と、この機種のスイッチは簡単に分解出来ない接着構造です。
その上、内部のスイッチ盤は良くあるマイクロスイッチではなく、リモコンと同じカーボン端子基板!!
おおっと、俺に不可能は無いぜと言い聞かせながら、杵柄の腕前(大笑い)で分解します。
カーボン端子の摩耗も、有る程度の補修は出来るんです。(企業秘密)
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問題点をすべて修理出来ましたので、仕上げに各部のクリーニングをして再組立します。
因みにセットの筺体は、水+洗浄剤で洗いました(こっちは水洗いOK)のでピッカピッカになりましたね。
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その後、数時間・数日の動作試験とエージングでの問題発生もなく品質テストに合格しましたので、ご主人様の元へ退院されました、めでたし!

この機種、欲しくなりました。
私はラジオも良く聞きますし、目ざまし時計代わりに使えて音もす凄く良いから、ちょこっとキッチンや居間の棚の上、ベットや布団サイドでの使用何かには、うってつけですね。
中古でしか購入出来ませんが、良い中古屋さんなら手入れもしてあるし、一つ購入してみたいですね。

因みに、それ以降のWMSシリーズはスロットインCDでカッコ良いですが、一般修理店ではCD修理は不可能です。
何故、不可能化は次に記事に致しますがWMSのシステム上、部品交換や調整ではCD不良は直せませんので専門店でもない限りオークションやリサイクル店で保証なし品には、ご注意あれです。。


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プロフィール

The Sky Breathes

Author:The Sky Breathes
大手電気メーカーに永年勤めた電気・メカ、2足の技術屋さん。
現在は、自営で電気機器や機械類の修理、設計の仕事をしています・・・
何でも直しちゃう事とロープライスが自慢。
業務の出来事や趣味の音楽、機械いじり・大工・園芸~友達や家族との日常の出来事、徒然に書いています。

記事に関しては、お客様・友人などの許可を得られた場合のみ、記載しております。

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