スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アコースティックギター プリアンプ 修理

PAF1.jpg
遠方のお客様より、保有しているエレクトリックアコースティックギター(エレアコ)が鳴らなくなったとの相談
を頂きました。

取り敢えず送って頂いたのですが、いわゆる無名メーカーのもので高価な物ではないのですが、息子さん
が学生時代に使っていて譲り受けてから数年来、このギターで練習をして弾ける様になったとの事。
そりゃあ、値段のつけられない物ですよね~。

既に動作確認は終了して、申請の通り音が出ないのは確認しましたが、少し違ったのは最初は音が出て少
ししてからノイズと共に消え行く・・・って感じでした。

※ギター等はお客様のご要望で写真掲載を控えさせて頂きました。


PAF2.jpg
例に依って既に本体から分離し、分解をはじめた写真からです。。。(ブログの手抜きです・・・)

基板は2段になっていて、上はVRなどのコントロール部分で下の基板にプリアンプの回路があります。
ピエゾPU・接続ジャック・電池ボックス・本体の臓物ごっそりですが、この状態でテスト用基台に乗せて症状を
と全体に外観異常が無いかを確認しつつ、特に問題もないので回路の信号を辿りましょう。。。
回路の動作確認は、川の流れと同じ要領でやって行きます・・


PAF4.jpg   PAF3.jpg
特別に複雑な回路でもない、オペアンプの2段増幅。。。。あれあれ、2段目の出力がフローしていますね。
単純に経年変化なのか分かりませんが、あまり壊れるものでもないんですけどね?

装着されていたのは、有名な4558でした。
手持ちには、4559があって少し低ノイズで周波数特性が良いみたいなので、それを実装交換しましょう。
あっけなく、動作回復しましたので数時間のエージングと再組でオーナーに戻しましょう!

オペアンプは、以前にオーディオ設計で凝った事があって色々と取っかえ引っかえやった事がありました
が、確かに特性が違うので音が多少変化する事は事実ですが、低音だ高音だ艶だと凝りだすとキリが無
いのですが、結局は自分の好みがどれかで落ち着きますね。
Webには都市伝説が沢山有る様ですが。。。

先ず、GNDや電源の設計や計算がきっちり出来ている事、次に・・・と言う様に全体を見た渡した屋台骨が
あって初めて次に行けるんですよね・・・
スポンサーサイト

Warwick Cube100 動作確認依頼


ヤフオクでお安く落札したお客様が不都合箇所の確認をして欲しいとの事で依頼がありました。

音が出ません。
知り合いの楽器商に確認したところ、この機種は販売台数が少ないのと、海外製品で輸入販売代理が
良く変わるので、まともなサービスなんて受けられないよ、と言ってました。。
まあ、最近の機種なんてこんなもんです。

IMG_2966s-.jpg
開けて、直ぐに原因が分かりました。
パワーアンプの故障ですね。。

部屋の隅で長時間使用していたとか、改造にしくじって内部短絡させたのではないかと思いますが、内部
回路はコントロール部の前面基板に不都合は無さそう。
電源もトランス⇒ブリッジ⇒平滑⇒分圧の部分は全く問題がないので故障と言うよりは、焼け落ちと言う感
じですかね?
基板のパターンの一部まで焦げていて、焦げているピンは回路分析から出力ラインの様でした。
改造のしくじりだとすれば、一般的な15PパワーアンプICであれば、入力側をオープンまたはショートさせる
とあっという間に内部破壊しますが、基板上では改造した形跡はないので、やはり使い方でしょうか?

IMG_2967s-.jpg
基板から、半導体を抜いてみると出力ピンの上が、ピキッとヒビが入っております。

この半導体は何故か型番が消されています。
通常、印字はレーザーなどで消えない様に描かれるので、意図的にヤスリなどで表面を擦ってますね。
何ですかね?何か隠さなければならない理由があるんですかね~、不信だ!

まあ、取り敢えずパワーアンプ部は使えないので、同じICを調達し様にもどうにもなりません。
この有様では如何ともし難いので、旧知の半導体商社や技術仲間に聞いたり、海外のWebなどを検索
してみましたが、マイナーなせいか、殆ど有力な情報がないですね・・・

まあ、電源部が生きているので100W程度のアンプなんて自分で回路を組めば、簡単なんですが、回路
を少しだけ解析して行くと、このアンプは、歪リミッター見たいな回路がコントローラにあって、プリ出力と
終段をコンパレーションして、一定の設定dBになった時に初段の入力を一瞬カットインフィルに通す様な
仕組みになっている様です。
この部分の機能を良く知らないと、単純パワーアンプを作っても機能が生かせないのですね。

アンプを新設してもそれなりのコストは掛かりますし、回路解析して元基板を生かそうとしても、回路図の
書き出し~部品選定~再組まで、下手をすると新品価格位になっちゃいますよと、お客さんに話したところ
悩んでおられます。
まあ、もう少し情報を検索してみますよと言う事で置き去りになっています(^^i
アンプ新設はワクワクするんですが、勝手にやっちゃう訳にも行かずです。。

どなたか、このアンプのパワーアンプの形式番号を知りませんかねぇ?

Guyatone GA-300B ベースアンプ 修理 点検 オーバーホール 終了

ZIP21.jpg
完了しました。

前面のサランネットが汚れているので交換、またはデザイン変更するか。。。。迷って取り敢えずオリジナルで
と言う事です。


ZIP20.jpg
後面です。
今回、増設したスピーカー端子とフォンプラグが純正の様になって違和感が無いでしょう。
今度は、要らないヘッドフォン端子をLINE-OUTにしたいと言う事でしたが、サランネットの交換の時にでもと仰
っていたので、お待ちしております。


ZIP11s-.jpg   ZIP15s-.jpg
内部は前回の通り一部の回路機能の回復の為、部品交換をしましたが保管状態が悪くなかった為か特に大き
な問題も無く、劣化した部分や補強の為のハンダ修正や基板保護材の塗布などを中心に軽めな内容で終わり
ました・・・内部も埃やススだらけでしたが、ビカビカにしてあります。

ハンダ付けですが・・・電気屋さんから見るとダメダメなハンダ付けをする方は多いですね~。
DIYセンターで買って来る様な電気工事用のハンダコテで、電子回路なんてまともに出来る訳無いです。
我々は場合によっては0.4mm間隔100品以上のICのリードや0.数ミリの部品を何十、何百と手でハンダ付け
しますから、こだわりや知識は凄いですよ。
それでも部品の装着位ならまだ甘くて、0.3mm線を3000本ものリード線でマイコン基板何かを製作したりしま
したからねぇ・・デバック時のミス配線なんか合った日にゃあ、頭が狂いそうにったものです。。
今じゃPWB(基板)が気楽に製作出来る時代ですから、そこまで苦労しませんが。。。

ハンダ付けは、即ち「金属の合金化」ですから、きちんと理論や材料を学んで繰り返しトレーニングしないと
全くダメで、趣味や学校で。。なんて程度じゃ、電気会社の実装ラインで働く女性の足元にも及びません。

説教ぽっく、終わってしまいましたね。。。

Guyatone GA-300B ベースアンプ 修理 点検 オーバーホール その2

ZIP9s-.jpg

ZIP8s-.jpg
基板回路の不良部を捜索しています。。
部品を見ると尽く旧型番です、私が若かった頃に会社で設計していたのに使用した時代の部品ですから
何か郷愁を覚えますな。。。オペアンプなんて代替え品しか存在しないですね。


ZIP12s-.jpg
テスターやオシロスコープでAMP動作させながら信号を見たのですが、機能的には問題ないですね何か
本気で動作していない感じの挙動です。
取り敢えず、容量抜けしているコンデンサー類を新品に交換して、怪しいハンダ付け部分の修正をしたら
殆ど動作回復しました。
特にVCF回路は、定値を外していたお陰で電界特性が変化してしまったせいなのか、V(バリアブル)コント
ロールされなくなっていた様です。
現代の回路は、X素子(振動子)で基準クロックを作っておいて、LCRでオシュレートするのが当たり前、若
しくはデジタルならソフトで分周シュミレートして云々・・・なんてやるんですが、この時代でましてこの製品
ですから(失礼!)単なる、入力信号の周波数カットフィルターをLCRで不定に効かせると言った回路でやっ
ていた様です。
何か湿度とか温度で変化速度や係り具合がガッツリ変わってしまう様な気がしますが。。。


ZIP16.jpg   ZIP17.jpg   ZIP19.jpg
それから、オーナーの希望で外部スピーカーに接続出来る様、高級機の様にAMPとスピーカーの接続をジャ
ック&プラグに変更して欲しいとの事で、増設!

ZIP18.jpg
はい、これでアンプ側は完成・・・スピーカーユニット側に穴を開けてコードを通して、先っちょはフォノプラグに
改造します。。

別機器と平行に施工しているので、本日はここまでです。
次回は、エンクロージャー側の改造ですかね?

Guyatone GA-300B ベースアンプ 修理 点検 オーバーホール


一言で言えば、オーバーホールの依頼です。。

オークションでお安く手に入れた1970年代の国産トランジスターアンプとの事です。
頭が良いやり方です。

つい、高い物に目が行きがちですが、こう言う物は探せば結構、外観の程度の良い物が安く手に入りますし
故障していても比較的、安く修理出来る(のは、個人店ですが。。。)のはメリット。
最近のアンプは、小型高出力で機能もガッツリですが、デジタルチックでいけてません、何せ音質は分解能、
EQはプリセットなどなど、ロボット的です。

少しレトロな国産品は、真空管でなくても旧式のトランジスターやアナログ回路で組んだTONE回路など、この
時代のものは、なかなか暖かい感じの音が出ます。


   
凄いしっかりしたキャビネット、スピーカーは38Cmの径があります。
30Kg越えているかな? 一言で言うと立派と言うか巨大と言うか、見栄えがしますね。


      
中身は、以外にシンプルです。
この大きさで、35W定格は勿体無い気が・・・・

症状確認は・・・
1)ジャックやボリューム類の派手なガリ
2)ジー音ノイズ大
3)VCFコントロールの利きが悪く、音質変化が乏しい
4)その他、マイナートラブルいろいろ

機能回復をして、綺麗に鳴る様にして欲しいとの事、次回は修理紹介です。


プロフィール

The Sky Breathes

Author:The Sky Breathes
大手電気メーカーに永年勤めた電気・メカ、2足の技術屋さん。
現在は、自営で電気機器や機械類の修理、設計の仕事をしています・・・
何でも直しちゃう事とロープライスが自慢。
業務の出来事や趣味の音楽、機械いじり・大工・園芸~友達や家族との日常の出来事、徒然に書いています。

記事に関しては、お客様・友人などの許可を得られた場合のみ、記載しております。

リンクや感想、ご質問など大歓迎!。。メール下さい。
HPはリンクの「Technical Service」から

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ閲覧数
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。