DENON DCD-3300 修理委託

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今回は、ピュアオーディオの修理。
「CDが読めない、トレーのオープン・クローズが遅い」を修理せよとの指令です。

お客様の仰る不都合確認をしたところ、確かにその通りでした。
取り敢えず、ピックアップのレベルを確認します。
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やはり、レーザーが劣化しているかトラッキングが上手く行かないか・・・でしょうね。

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セットを分解して、CDドライブのメンテナンスに入ります。
今回記載は致しませんが勿論、それ以外の部分のチェックとクリーンアップはしますよ。

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経年の割には、比較的綺麗でしたがスス汚れはお約束です。
トレーIN/OUTが遅いとの事でそちらを先に。。。

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トレー問題は、経年で劣化したグリス固着・グリス切れ、イジェクトベルトの劣化によるスリップ
でしたので、大きな問題は有りませんでした。
この部分は、メンテナンスと言う事で殆ど全バラして、パーツを確認しつつ油脂削除と追加、微
調整で問題なくOKでしょう。
そうそう、以前に同じ機種のメンテをしましたが、トレー駆動の複合ギヤーの破損と軸受け穴の
亀裂と言う例があって、修理が大変だった事があります。
材質に依っては、経年破損する事も有りますね~。

DCD7s-.jpg  DCD8s-.jpg
ドライブの心臓部であるトラバースアッセンブリーです。
相当、重くてガッチリしています、当事のDENON(デノンではなくて、デンオンの時代)の設計者
の気合が感じられます。
今回、スピンドルやVCM関連の部分には問題が無さそうですから、こちらもメンテナンスと言う
範囲で完了です。

さて、元気の無くなったピックアップの交代です。
DCD9s-.jpg
このピックアップは大変、貴重な物です。
苦労して新品をどうにか手に入れられましたが、中々そこいらで手に入る品物ではありません。
値段も数万円します。
旧機種・名機とは言え、機種に依っては全く手に入らないピックアップも多く悔しい思いをした事
は何度もあります。
先日、とあるお問合せで、部品入手の困難から修理をお断りせざるを得無かった案件で、お客
様に大変な残念な思いをさせてしまい私自身、悔しかったです。。
CDの創世記1980年代半ばまでのセット、部品入手が大変、厳しいです。

DCD10s-.jpg
ピックアップ交代で、見事に復活しました。
この後、フォーカス・トラックのオフセットやゲイン、スピンドルRPMなどの微調整を経て終了。

最後に、予め点検補修された電源とメイン基板をクリーンアップされたシャーシと、このドライブが
シャーシにセットされ、総組み後の長時間試験を経てお客様のお手元に帰って行きました。

めでたし、めでたし!

HTS 北総テクニカルサービス
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The Sky Breathes

Author:The Sky Breathes
大手電気メーカーに永年勤めた電気・メカ、2足の技術屋さん。
現在は、自営で電気機器や機械類の修理、設計の仕事をしています・・・
何でも直しちゃう事とロープライスが自慢。
業務の出来事や趣味の音楽、機械いじり・大工・園芸~友達や家族との日常の出来事、徒然に書いています。

記事に関しては、お客様・友人などの許可を得られた場合のみ、記載しております。

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