ONKYO CR-185 CD再生不良 修理

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言わずと知れた、オンキョー CR-185シリーズ
小型な筐体に高音質の名機、この機械の音質に惚れて使い続けている方も大勢いらっしゃいますね。

CDが読めなくなったので、修理がしたいとのお問合せで症状と原因の確認をして修理受付となりました。
その他、iPhone iPod ウォークマンタイプのヘッドフォンステレオなどを外部入力したいが、接続出来ないかと言うご希望です。

先ずは、修理概要。。。外部入力は、別ページでお話します。


このシリーズは、弊社でも5~6台程度の修理対応の経験があります。
とても良い機種ですが小型高性能が故、パーツがギッシリで機内温度が上がり安く、加えてチリやホコリが溜まれば故障原因となる事は想像に易いですね・・・
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ざっと、セットを開封して大まかな構成要素です。
これは、修理事後の写真で、内部をピカピカにしています。


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CDが読み込まない理由は光ピックアップの劣化が原因でしたが、年式から診てそうろそろ寿命でしょう。
ここは、先々の耐久性を考慮に変な調整で延命せずに新品に交換します。
この機種のピックアップはプリアンプ内蔵型です・・

但し、ピックアップ交換だけで、正常動作に戻らない固体も多いのがこの機種の特徴でもあります。
トレーが自動で出入りしたり、CDが回転しなかったりの症状が合併している場合もありますが、それなりの理由があり、弊社では他の部分に問題がなかったとしても、動作に関連する部分は、全て点検します。

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これは、DiscトレーのIN-OUTやCDメカの上下動作をさせる為にしようされている、ゴムベルトです。
ゴムベルトも10年程度で交換が必要な部品の一つです。
今回の固体の動作には問題ありませんでしたが、点検すると一部が傷んでおり指で伸ばすと亀裂が入ります。
流石に交換しない訳には行かないでしょう。

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これは、CDドライブとメイン基板を電気接続する為のFFC(フラットケーブル)ですが、こちら経年劣化で、端子と裏板が剥がれてきています。
接着剤で再接着してもNGです、交換になります。

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フロントパネルは、全バラしてスイッチ類のチェックとクリーニングでピカピカ
リアの放熱カバーとヒートシンクは、修理に何もしない業者はいないでしょう、必ずクリーニングします。

こんな感じで、修理は完了して行きます。

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カラオケ機? LDプレーヤー?

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ついつい、ブログ更新をサボっております・・・仕事は、手抜きやサボりが出来ないので・・・(^^i

のっけからの画像は、昭和の個人向けカラオケ機です。
ここのところ、カセットや8トラック仕様の品物の修理とか整備依頼が少し多くなっています。
確かに音は良いです、何とも言えない昭和的な良い音で、あれ?こんなに良い音だったのかって感じです。

でも、何故に修理が増えてるのかと言うと。。。
・俺は、新しい曲なんて歌わんし、安くなったって言ったて若者みたいに1人でカラオケ屋さんに行けん!
・カラオケ屋さんは、俺のステージだから普段の秘密特訓をするんだ!
・敬老会とか友達でプチパーティーよ!
なーんて感じで、ストイックで恥ずかしがり屋のナイスミドル(若者もいますが・・)簡単なカラオケ機に手が出るなんてパターンですねえ。
でも、それだけじゃないんだそうです。。。リサイクルショップに行くと、有るわ有るわ二束三文のカラオケカセットや8トラックテープが! 複曲数入って税込み108円!5本セットで324円!、、、お、私の大好きな裕次郎のテープがあるぢゃないかっ!
(ちょっと世代的には若いのですが・・)
と言う事で、別に新しい曲なんて歌わない方から見れば、ソフトが安いんだから見逃す手は無いってかんじなんですねー!
現代だと、楽曲自体もMIDIとかで作ってあって音が良いんだか悪いんだ分かりませんが、昔のカラオケソフトはいい物を見つければ楽団の実演奏ですから。

カラオケ機の方も探せば、二束三文で手に入ります。
特に、持ち運べる程度の大きさの物の動きが良いそうです。

カラオケと言えば、絵の出るで有名なLDプレーヤーですよね?
このLDと言うのは、今や新品では販売されていません。(よね?)
こちらはカラオケだけではなく、往年の名作映画などのソフトも含めて、やたら安く手に入りますので気付いた人は気になるのでは無いでしょうか?
そう言えば、最近ではカセットテーププレーヤーやレコードプレヤーが日本以外でも世界的にブームになっているらしいですね、やっぱりアナログってのは、完璧ではないけれど人の感性に訴えるものがあります。
ノイズ成分なのか単に回顧録なのか判りませんが、別に分析もいらないですけどね。。。

そこで、これも可笑しな傾向ですが、LDプレーヤーが直らないかのお問い合わせが増えています。
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上の写真はDENON、下の写真はパイオニアです。

いやー、メカと基板のちゃんこ鍋ですね~、時代を感じます。
この写真は動作が重くて、可動部分で固着したメカの解除や硬化して役に立たないグリスの入れ替えなど簡単に済ませる事が出来る部分のメンテナンスをしている物です。
LD修理の最大の悩みは、光レーザーピックアップの代替えや新品がないと言う事に尽きます。
この心臓部がダメだと、原因が分かっていても修理不能です。

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これは、各機のピックアップです。
この2台はピックアップの永年に山積した埃が、読込み不良の原因でしたのでレンズ洗浄とドライブメカのメンテナンスで生き返ってくれましたが、どの程度もってくれるかは未知数です。
以外に中古で売ってる機器は、こんな風にレンズの洗浄と内部の軽メンテナンスで使用可能になる事も珍しくないのですが、前述の通り、耐久は推し量れませんので私のところでは、対応はしても保証は出来ないのが現状ですね。。。
その代わり直る直らないがハッキリ判断出来ますのでかなり安くやっちゃいますけどね。
先日も公民館のLDを診てくれっていらいされましたが保証はダメよ~って感じで近所対応致しました。

今回は、日常の素朴な出来事って感じになってしまいました。
ちゃんちゃん

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BOSE VIA VIRTUAL IMAGING ARRAY スイッチ部の修理・整備

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最近、SONYのD-3000/MD-7000の修理のお問い合わせが多くなったと前回の記事を書きましたが、このジャンルの機器は根強いファン層を持っていて、ご愛用の方も多いですね。

単品コンポや突端性能を追求すると言うより、パーソナルに気軽に扱えて音も良い、シンプルに日常に溶け込んだ位置付けなのです。
でも、中身は本格的で音響設計や性能など、私の様な知ったかぶりが揃えるコンポなどより音のポリシーは明確で、誰でも聞いてみれば一発で良音と分かる実力を持っています。
こう言うオーディオを保有していると、何か最近のライフスタイルって感じで非常におしゃれに見えますね。
とは言っても価格は性能に見合った額ですので、やっぱり余裕のある方がオーナーの場合が多いですね~。

単品コンポ・パーソナルコンポ・ラジカセなど、それぞれのジャンルでそれぞれの拘りがあります!
今回は、SONYセレビリティについで整備依頼が増加して来たBOSE VIAです。

この機種を含めてBOSEの、このシリーズは特有の劣化部がります。
それは、操作ボタンが効かないと言うケースです。
CDやMDが再生しない、音量が上げ下げできないなどの、操作不都合になります。V2.jpg
操作パネルは天板と一体化していますので天板を外しますが、そのデザインから複雑な装着をしていますので無理に開封するとあちらこちらの爪や引っ掛けを折りますので注意しながら開封します。
うーん、防塵・防振スポンジがボロボロですね~、実はこいつが悪さをします。

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※左から、パネル全体・スイッチに付着・電源スイッチのボタン部分の裏のスポンジもネバネバ

単にボロボロになるだけであればダストが増えるだけですが所謂、樹脂特有の加水分解と言う現象で空気中の湿気を自然吸収して劣化し、ドロドロになって行きます。(暖かいところで溶けた飴の様に)
これがスイッチの上部に付着すると、粘着剤よろしくスイッチのON-OFFの邪魔をします。
これを綺麗に除去して、新たな防塵対策をします。

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こんな感じで、精密機器用の隙間スポンジに交換・装着します。
これまでの修理対応では、お受けしたセットの100%がダメになっていますので、この部分はウイークポイントですね。

それ以外にも、スイッチが利かない原因の事例もあります。
主な事例としては・・・・
1)マイクロスイッチが劣化して部品不良になる/ON-OFF不能
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通常は、リードピッチや高さが合う物に交換します。(丸型でも角型でもOK)

2)スイッチボタンの根元が折れて、スイッチがグラグラになる/体裁悪い、マイクロスイッチ破壊の原因となる
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炭素樹脂接着で補強接着した例(材料はABSですのでプラモですが、それ用で接着してはNG)

マイクロスイッチ自体は、部品メーカーでの耐久テストで立証していますが、数万~数十万回の押付け耐久性があります。
セットのボタン操作時をもう少し易しく押せば比較的、寿命は保てるはずですがBOSE-VIEのスイッチ故障が多いのは単にオーナーの力加減が強い方ばかりではありません。
前述のスポンジのドロドロが先に始まり、徐々にボタン操作時のレスポンスに影響(ON-OFF支障)が出ると当然、私でも強く押しがちになります。
結果的にマイクロスイッチの故障になって行く・・・悪循環になる訳です。

あちらこちらON-OFFしなくなったり始めると、さしもの高額なご愛用機でも、徐々に雑に扱われ他の部分が壊れて行くなんて良くある話です。
故障修理内容としては特段難しくないですが、愛用機にストレスを感じる前に定期メンテナンスとして対応されると愛着が冷めませんよね。
修理のついでに内外部の点検やメンテナンスをされると、性能維持も出来て良いですなぁ~。

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CD/MDの点検・クリーニング他、内外装・スピーカー周りの点検・クリーニング他 などなど・・・

今度はアンティーク モジュラーステレオの修理依頼が来ている様です。
それとも、私の所属する技術屋グループに注文が入るヘビーなオーディオの記事にしようかな?

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SONY D-3000 修理 最近、思う事

SONY D-3000 の修理依頼が来ました。
かれこれ、セレブリティは30台くらいは直して来ましたが、今回は「電源が入らない、CDが全く光らない、電動扉の故障」で、修理をしてご返却致しました。

どうも、最近になってお客様自身が自己修理しようとして結局、酷く壊してしまった個体が多いと言うパターンが複数あったので記事にしてみました。

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勿論、ご自分のご愛用機ですからどの様にいじろうと私が口を挟む筋合いも無いのですが、その自己修理の動機に関しては一興ありです。
どうも、読めなくなったCDの復旧方法をお金を頂いて教えると言うビジネスがあるそうです。。。ご存じの通り、CDが読めなくなる主な理由は光ピックアップと言うレーザー装置の劣化と言う事は知っている方も多いでしょう。
そんなに簡単ならば、やり方を教えて頂けるのなら私もやってみようと言う気になるのも無理もないとは思います。

そこに落とし穴があります。
購入して数年程度ではピックアップは劣化しません、するとすれば初めから品質問題を抱えていたとか非常に高温の場所で過酷に使用したと言う様に明確な理由が有るはずです。
しかし、10年も使用していればピックアップは劣化して行きます。
D-3000/7000は、発売年から言って、普通に使用していれば劣化しているゾーンに入っているケースが多いと思われます。

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最初に調整された位置から大きく動かす様な調整は異常であって、そもそもレーザー能力が低下しているから調整とは、寿命の近い老人にドーピングして最後の命を燃やしている様なもの、長くはもちません(例えは、良くないですね・・)。
普通の方は知らないでしょうから、調整して直るよと言われれば、やってしまうのかも知れません。
調整をしても良いのは、レーザーの能力が規定値の範囲に入っている場合に,、特定ディスクを読む救済措置として少しだけいじる事はあります。
まして、レーザー能力の規定値や測定方法、測定機器や基準信号Discも無いのにどうやって調整出来るのかもさっぱり分かりません。
レーザーの焼き切れゾーンに入れば、いきなりOUTですから、覚悟も必要です。

ピックアップの耐久特性の模式図
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セット内部の温度環境や汚れ、使用方法に依ってかなり変わりますが、1万~1.5万時間と言われる。
メーカーの試験室では無い事と市場不良率の統計学的に於いて大体の場合、上記の80%程度が平均と言われている。

話を戻しますが、「直る」を真に受けて調整したが失敗してご愛用機を壊してしまう。
ピックアップだけなら兎も角、機器を開封して電源回路をショートさせてしまったり、内部のコネクターの繋ぎ間違えやら・・・と、開封した事で二次的に壊してしまう事も多い様です。
少額情報なのでダメ元でも。。。が、自己破壊してはかえって高くつきますね~。
お客様にお願いして、その情報なるものを見せて頂きましたが「自己責任でとか、直らないものもあります」なんて、自己保身の文言付きでした。
小額で直れば見っけ物・・・が、小額でセットがパアと言うリスクも考えましょう。
調整に失敗したらピックアップ交換で済むとも限りません、メイン制御基板まで壊して臓物交換になった例なんて、何百台も色々なセットをみていれば、沢山あります。
失敗例や一時的復活を書いているブロガーさんには、成功例しか書かないより誠実さを感じますね~。

それと面白い話、あるお客様は「ソニータイマー」や「真似した電器」とは何かと言う質問をうけました。
これらの言葉は、「保証期間が切れた途端に故障が発生する」「真似ばかりしてオリジナルティが低い」と言うメーカーへの揶揄言葉ですとご説明差し上げましたが確かに不幸にも購入後の短期間で壊れてしまう事や、似た様な物を作っているのに大した事がない、と言う事実も確かにあります。
だから壊れても良いと言う事は有りませんが、先進的な商品や確実な性能の製品を作れるメーカーは、どこも素晴らしい会社だと思いますね。
それにしても、製造から10年以上経過した製品が壊れてもタイマーでもないし、真似したでも無いでしょう。。。お客様は大笑いなさっていました。

因みに、ブログの読者の方より何度かお願いを頂いた事があります。
・調整の仕方を記載して欲しい
・測定の仕方を記載して欲しい
・交換の方法を記載して欲しい
などなど、です。

気付いておいでの方もいらっしゃると思いますが確かに書かないのです、それも意図的に。
何? ケチ親父だって?
いやいや、商売だから重要部分を記載しないんでは無いんです。

因みに、測定機器やCD/DVDの基準ディスクだけで数十万~百万近く必要です、市販のタイトルディスクで測定や調整なんて出来ません。
ハード何とかで買って来た数百数千円のジャンクの為にこれを用意したり、工学理論の勉強はしないでしょう。

スペックや交換方法なんて、いたずら好きな人のブログを見ればいくらでも乗っていますよね。
では、何故かと言うと・・・測定器や知識が必要なものをおまじない程度の書き方で書いてしまえば、これを参考にした読者の方が大事な機械を壊す危険性があります。
このブログに記載の~自己責任で・・・とか、保証する物ではありません・・・と言う事は、初めから書きたくないのです。
勿論、私のブログ内容は読者の自己責任で・・・は、当然の事ですが、何か書いてあればやってみたくなるのが人情ですから知識や情報ブログと言うよりは、気ままな修理屋のつぶやきと言う範疇にしています。。ダメ?


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SONY MHC-S70 修理

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CDチャンジャーとカセットデッキが動作不良と言う事で修理依頼をお受け致しました。

この機種のラインナップではMHC-S90と言うセットが有名で、その一つ下のグレードになります。
以前、S90も修理した事がありますがAMPなどの機能が違うだけで、その他の部分は殆ど流用設計の様です。

先ずは、カセットデッキから。。。
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これは、これから修理がに入ろうかとパチリ、記念撮影。

カセットデッキと言うと定番は、ゴムベルトの劣化です。
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このセットも同様でベロンベロンに溶けていますね~、SONYのゴムベルトは樹脂ゴムを使用している事が多いのでこんな感じで加水分解して時間と共に溶けて行きます。
除去は簡単なんですが、後始末が大変です・・・何せ、溶けたゴムをうっかり床カーペットに落としたり衣服に付着させると二度と落ちません! 手に着いた汚れも石鹸じゃ落とし切れず・・・まるで、溶解人間ゴム!

と、まあ
おふざけ(以外に親父ギャグは楽しんでる・・・)はこの位にして・・・さっさとメカ全般の定番メンテナンスをして、新しいゴムを掛けて動作確認へとなります。
このデッキメカは、比較的永い期間に様々な機種に使用されていたのでスタンダードなんですが、欠点としては経年すると、内部の樹脂部品が崩壊して行くケースが多いです。
基本的にはパナ程、弱いメカではないのですが、致命的なケースがあります。

これです。。。分かる方は、修理経験が豊富な方ですね。。
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写真上部のギア部分に亀裂が入っているのが分かると思いますが、これが発生すると基本的には直せません。
デルリンと言う樹脂で出来ていて、本来は非常に粘りのある丈夫な材料なのですが、金型のタイバー部分なのかも知れませんが弱い部分があって、そこが徐々に亀裂が入り最終的には破断します。
打ち込まれたモーター軸径より当然、保持側の樹脂穴径は小さい訳ですが、このモーター軸の外径圧の分が常に穴を押し広げ様としている訳ですから、当然と言えば当然なんです。
現在の製品設計では、樹脂使用で穴と棒の寸法関係をもう少し分かって設計しているとは思いますが(?)当事物はこうなるケースが多いですね・・こうなるとこの材質は接着が聞きません方ので交換が必要です。
場合に依っては、亀裂が小さいうちに樹脂金属合成やカーボン樹脂系の接着剤で周囲をシールして対処する事もありますが、元々の耐久性の確保は難しいですね。

このギアに亀裂が入りと、一周毎に(写真下の)ギヤとかみ合い不都合が発生し、定常的にカシャカッシャとメカノイズが発生します。
また、ギアが完全に滑り出すとカセット再生不能になります。
カセット再生不都合はゴム要因だけではなく、意外と他にもあるんです・・・因みにパナ製のカセットデッキはゴムベルトより、ギヤ材質の問題でギヤ自体がボロボロになって再生不能に陥る事が殆どです。。また、別の機会にご紹介しましょう。

今回は、手持ちにストック部品があったので、交換して無事に動作する様になりました。
スペース上、記載しませんが、ヘッド系のクリーニングを実施した後、再生回転の調整やワウの測定など性能チェックと調整をして完了です。
勿論、TAPE認識スイッチなどの細かい電気部分も一通りメンテナンスするのは当然です。

次にCDチェンジャーです。
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いきなりバラした写真から入ります。

先ず、ゴムベルトです。
5枚のCDは5段のトレーに載りますが、この部分はそのトレーを引っ張り出す動力源はモーター、モーターはゴムベルトを介して横方向のトレー引き出し様のギアを回転させています。
このゴムも張っている様に見えてスリップを発生させている事が多いです。
このゴムを替えますが・・・それで終わりではないんです。

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そのゴムで駆動したギヤは、更にトレーを実際に出し入れする駆動部のベルトを駆動させています。
このベルトには、歯がついていて車で言えばタイミングベルトと同じ様な構造の物。。私たちは一般にバンドーベルト(本来はバンドーベルト社の名称、他社製も沢山あります)と言っています。(これがバンドー社製かは分からないのですが。。。)

このベルトも伸びています。
伸びると、トレーが最出/最納位置に来ないので検出スイッチをON出来ない為、適切に動作出来ません。
僅か1~2山伸びてもダメです。
これは、ちょうど良い寸法の代替えがないので、新品若しくは既存装着品を寸法加工して装着します。

そうそう、この機種(に限らないかも知れませんが・・)は、電源ONした後にCDメカの初期化をするらしく、駆動用の各種ゴムベルトがヘタってメカが上手く動かないと、前面パネルに何も表示してくれません、消灯したままです。
つまり、何も表示しないのでオーナーは完全に故障したと解釈してしまうのです。。。酷いですね~
CDが読めないとかは、NO CDとか表示するのです・・・

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これが、チェンジャーメカの下側です。
長くて細いゴムベルト、これは溶けたり伸びたりしてシャーシの下に落ちているのを良く見ます。。
このベルトはCDメカ自体の駆動に使われていますが、長すぎますね・・・しかも横に張ってあるので最悪。。

その他、逆サイドにはトレーを上下させるモーターとゴムベルトがあります。
チェンジャーだけで、合計4本のベルトを使用しています。

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メカを直して、CDの読込み確認をしたところ、レーザー出力が規定下限値一杯で音飛びが発生していましたので、ピックアップの交換をしました。
良く、ボリュームを回して短い寿命と交換にレーザー出力を上げてしまう修理屋さんがいますが、ダメです。
ハードオフで買ってきたものをちょいちょいといじって、直ったぞーって感じでやってもダメです・・・CD再生で何らかの支障が派生しだした場合、レーザー出力の調整をしても一時的な措置で長持ちしません。
寿命の下降線には入った部品にカンフル注射しても、長持ちしないと言う事です。
調整が利くのは規定値内または近辺であるが、CD再生で問題が無く金も無い(笑)と言う時だけです。
寿命に変わりは有りませんが、直ぐにダメにはならないでしょう、保障は出来ませんけれどね。。

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最終的に表示パネルやセット内部のクリーニングや端子クリーニングで仕上げます。

複合機は時間と手間がかかります。
だからこそポイントポイントはしっかりやって、再び開封・・はしたくない訳です。

このセットの修理を依頼された方は比較的ご年配の方で、セットは息子さんが学生の頃に使用していたとの事。
息子さんが自立してから年月が経っても、親として大切に保管していたそうです。
そう言えば、納品先のご住所・ご氏名が違います・・そう、息子さんが息子さんのご家族と新居を構えたのを記念にお父様が息子さんへの思い出を修復してプレゼントに、と計画された修理だったのです。

私は、自分の息子にあげられる物は、まだ無いのですが。。。トホホ

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プロフィール

The Sky Breathes

Author:The Sky Breathes
大手電気メーカーに永年勤めた電気・メカ、2足の技術屋さん。
現在は、自営で電気機器や機械類の修理、設計の仕事をしています・・・
何でも直しちゃう事とロープライスが自慢。
業務の出来事や趣味の音楽、機械いじり・大工・園芸~友達や家族との日常の出来事、徒然に書いています。

記事に関しては、お客様・友人などの許可を得られた場合のみ、記載しております。

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